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SpriteFrame

iPadでピクセルアートを描き、スプライトシートを書き出せる専用スタジオ。

何を解いているか

ピクセルアートの道具はデスクトップに揃っています。iPadにあるのは汎用のお絵かきアプリで、8×8のグリッドに1ドット置く作業には向いていません。スプライトシートの書き出しまで面倒を見るものは、さらに少ない。

なぜ作ったか

移動中に思いついたポーズを、その場で描いて、そのままエンジンに渡せる状態まで持っていきたかった。SpriteFrameはiPadの片手操作を前提にツールを配置し、フレーム管理とスプライトシート書き出しまでを1つのアプリに収めています。 無料で始めて、必要になったらProを一度だけ買う形にしました。以降の機能追加もその対象に含みます。サブスクリプションは置いていません。

設計の判断

  • iPad だけ、256 ピクセルまで

    ビルド設定の対象はiPadのみで、キャンバスの上限は256×256にしています。 これより大きくするとタイル分割と部分読み込みが必要になり、保存構造もメモリ管理も一段複雑になります。 スプライト素材の実寸は16〜64ピクセルが中心なので、その複雑さを持たない代わりにiPhoneと大判の用途を捨てました。

    キャンバスの一辺を 8 から 256 ピクセルまで、長さの比どおりの横棒で並べた図。256 が上限で、そこまでは 1 フレームを 1 枚のビットマップとして丸ごと持てる。512 以上の棒は図の右端を越えて伸びており、タイル分割と部分読み込みが必要になるため扱っていないことを示す。
    棒の長さは実寸の比。256 までは 1 フレームを 1 枚のビットマップとして持てる
  • 保存はディレクトリと PNG のまま

    プロジェクトは書類フォルダ以下のディレクトリで、メタデータはcanvas.json、レイヤーは1枚ずつ素のPNGとして置いています。 独自形式の単一ファイルにはしていません。 1ピクセル直すのに書き直すのはそのPNG1枚だけで済み、形式をv1からv2へ上げるときも古いファイルを読める状態で残せました。

    左は採用した構造。書類フォルダの Canvases の下にプロジェクトごとのディレクトリがあり、canvas.json にメタデータ、frames の下にフレームごとのディレクトリが並ぶ。レイヤーは 1 枚ずつ素の PNG で、composite.png は合成結果のキャッシュ。右は選ばなかった案で、同じ内容を 1 個の独自形式アーカイブにまとめたもの。中身は外から読めず、1 ピクセルの変更でも全体を書き直すことになる。
    レイヤーは素の PNG。1 ピクセルの変更で書き直すのは 1 枚だけ
  • 有料の境界を道具ではなく数に引く

    ペン・塗り・図形・レイヤー・アニメプレビューは、無料でも制限なく使えます。 無料の上限はフレーム8枚、プロジェクト3件、キャンバス32ピクセル、書き出し倍率2倍という数の側に置き、機能そのものを止めているのはGIF書き出しと輪郭効果だけです。 課金は買い切り1本で、サブスクも広告も入れていません。

    フレーム数、プロジェクト数、キャンバスの一辺、書き出し倍率の 4 つを横軸として並べた図。無料の上限はそれぞれ 8 枚、3 件、32 ピクセル、2 倍で、そこに区切りの印がある。区切りより先は破線で伸び、Pro では無制限・無制限・256 ピクセル・8 倍まで届く。下の帯は道具の側で、ペンから消しゴム、塗り、図形、レイヤー、アニメプレビュー、オニオンスキンまで無料でも制限がなく、GIF 書き出しと輪郭効果の 2 つだけが Pro。
    無料の上限は 4 つの数に置き、機能そのものを止めているのは 2 つだけ
  • 指 1 本は必ず線になる

    1本指は必ず描画に割り当て、移動と拡大は2本指にしています。 Pencilで描いている最中に画面へ触れた指は数に入れないので、手のひらを置いても線が切れません。 移動ツール中は描画の認識器そのものを止めています。

    縦に現在の状態、横に新しく触れたものを取った表。何も描いていないときは Apple Pencil でも指 1 本でも描画を始めるが、同時に 2 本以上が触れた場合は描画せず、キャンバスの移動と拡大に回す。Apple Pencil で描いている間に指が触れても、その指は数に入れず線は続く。指で描いている間に別の指や Pencil が触れると、そのストロークは取り消される。
    Pencil で描いている間、後から触れた指は数に入れない

提供形態

対応プラットフォーム
iPadOS
動作要件
iPadOS 17 以降
価格
無料(Proはアプリ内で買い切り、追加費用なし)
配布
App Store
キャンバス
8×8 〜 256×256(32×32超はPro)
書き出し
PNGスプライトシート 1×〜8×(4× / 8×はPro)、アニメーションGIFはPro
プラットフォーム
  • iPadOS

開発の記録

SpriteFrameを作るなかで書いた記事です。

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同じプラットフォーム向けに作っているものです。

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