Chimr
次の予定までをカウントダウンし、開始1分前にチャイムで知らせるmacOSメニューバーアプリ。
何を解いているか
会議は始まる直前まで思い出さないものです。カレンダーを開けば予定は見えますが、開かなければ見えません。開始1分前に必要なのは一覧ではなく、「次は何分後か」と「参加ボタン」の2つだけです。
なぜ作ったか
macOSの標準通知は、通知センターに積まれて消えます。画面共有中やフルスクリーンで作業しているときにいちばん見落とすのは、いちばん見落としてはいけない通知でした。Chimrはメニューバーに常駐して次の予定までを数え、開始の数分前にフローティングカードを出す、という形に絞っています。 カレンダーは作りません。macOSのカレンダーアプリに追加済みのアカウント(iCloud / Google / Outlook / Exchange など)をそのまま読みます。予定の入れ物を増やさないのは、Vigilare で Apple リマインダーを使っているのと同じ考え方です。
設計の判断
カレンダーは自前で持たず、Mac のものを読む
アカウント連携も同期も実装していません。 読むのはmacOSのカレンダーに登録済みのカレンダーだけで、追加はCalendar.app側で行うよう設定画面が案内します。 書き戻すのは自分の出欠だけです。 自前のサーバーを持たず、予定を外へ送る処理もありません。
Chimr は macOS のカレンダーを読むだけで、連携と同期は Calendar.app 側に任せる 見るカレンダーと鳴るカレンダーを分ける
設定はカレンダーごとに「表示」と「通知」を別に持っています。 同僚の予定は一覧に出したいが割り込まれたくない、という使い分けができます。 通知・メニューバー・次の会議の判定は通知側だけを見ます。 ひとつの選択で両方を決める形は選びませんでした。
表示と通知はカレンダーごとに別で、通知の選択は表示の内側にしか作れない 予告ではなく、始まる直前に鳴らす
通知は1〜15分前から選び、既定は1分前にしています。 前もって知らせて忘れられるより、始まる合図として鳴らすほうを選びました。 そのぶん遅れが効くので、30秒ごとの巡回に加えて通知時刻ちょうどに発火する専用タイマーを張っています。 画面を覆う全画面表示は採らず、上部のカードと音だけで知らせます。
既定は開始1分前。巡回の遅れを許さないため、時刻ちょうどのタイマーを別に張る AI に見せる範囲を段階で持つ
MCPで渡す情報は4段階に分けています。 既定は上から2番目に厳しい「最小」で、タイトル・時刻・場所までを渡し、参加者名やメモ、会議URLは渡しません。 最も厳しい段階はタイトルを[Event]に置き換えます。 全部渡してから隠す形は選ばず、設定画面には実際に渡る内容のプレビューを置いています。
AI に渡す情報は4段階。既定は上から2番目に厳しい「最小」に置いてある
提供形態
- 対応プラットフォーム
- macOS
- 動作要件
- macOS 14.0 以降(Apple Silicon / Intel)
- 価格
- 買い切り
- 配布
- App Store
- カレンダー
- macOSのカレンダーアプリに追加済みのアカウント
- 通知タイミング
- 開始1 / 3 / 5 / 10 / 15分前(オフも可)、スヌーズ1〜15分
- AI連携
- MCPサーバー内蔵(プライバシー4段階)
- プラットフォーム
- macOS
開発の記録
Chimrを作るなかで書いた記事です。
ほかのプロダクト
同じプラットフォーム向けに作っているものです。
